マシンコントロールシステム

マシンコントロールシステム

概要

・マシンガイダンスシステムに重機の油圧装置を制御する機能を付加したもの。排土板の高さとチルトを設計データに基づいてリアルタイムに自動制御することができる。手動と自動の切り替えスイッチが付いており、手動の場合はマシンガイダンスとして運用することになる。

◆効果
①丁張り作業・検測作業の必要がないため作業効率の向上と人件費の削減を図ることができる。
②オペレーターが面的に仕上がり高さを確認できることから出来形の精度が向上する。

モーターグレーダーによる路盤整正工


モーターグレーダーによる路盤整正工。従来施工と情報化施工を比較した写真です。
左側の従来施工ですと、現地に20mピッチで丁張りが設置してありオペレータが丁張りに合わせて施工したり、補助作業員が検測を繰り返して整形することになり、非常に時間と手間を要します。
それに対し情報化施工では、重機内のモニターをみてオペレータが施工を実施することから丁張り・検測作業は不要となります。
また排土板が設計高さで自動制御されることから、オペレータは走行操作のみで良いことになり、またオペレータの技量に左右されない高精度な仕上がりとなります。
結果として丁張り作業・検測作業の必要がないため作業効率の向上と人件費の削減を図ることができます。また、オペレーターが面的に仕上がり高さを確認できることから出来形の精度が向上します。

マシンコントロールのシステム構成


GNSSを用いたマシンコントロールブルドーザーのシステム構成です。
マストの先端にはGNSS受信機を取付けます。受信機では衛星からの位置情報を取得します。排土板上部には、排土板の横断・縦断方向の傾きを検知するセンサーが取付けてあります。
運転席右前方にはコントロールボックスというモニターが取付けてあります。オペレーターはこの画面を見て、重機の現在位置、排土板の高さ等を確認することができます。
また重機内部の油圧バルブには電磁バルブ・バルブモジュールという装置を取付けます。これはマシンコントロールシステム特有のもので排土板の油圧を制御することを目的とします。
また運転席右側には、自動制御と手動の切り替えをするツマミがついています。このツマミを切り替えることで排土板操作の自動制御と手動による操作の両方を行うことができます。

ブルドーザーの自動制御

ブルドーザーの自動制御。
自動制御モードで走行すると排土板の高さとチルトは自動制御されます。ブルドーザーの前後進、操向、排土板のアングリングはオペレーターが手動で行います。

マシンコントロールブルドーザーの施工状況

↑モニターにはCADの図面が登録されていて、ブルドーザーの現在位置が表示されている。
設計に対する排土板の高さの差が画面下に表示。


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